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指揮者:キンボー・イシイ=エトウ
 アメリカを中心にヨーロッパ、アジアで活躍しているキンボー・イシイ=エトウは、今後が期待される指揮者の一人として注目を集めている。
ニューヨーク州カユーガ室内管弦楽団の音楽監督を2006/2007のシーズンまで7シーズン務めた後、2007/2008シーズンよりアマリロ交響楽団(テキサス州)第16代音楽監督に就任。また、ベルリン・コーミッシェ・オーパー(KOB)の首席カペルマイスターとして、2006/2007、2007/2008のシーズンにおいて、「魔笛」、「フィガロの結婚」、「セヴィリアの理髪師」、オッフェンバック「ホフマン物語」、ラヴェル「子供と魔法」やオーケストラ・コンサートなどで質の高いパフォーマンスを披露し、その後も客演としてKOBとの関係が続いている。
ゲスト・コンダクターとして、ポツダム室内アカデミー、ドイツ室内管弦楽団、アウクスブルク歌劇場管弦楽団、ボーフム交響楽団、ネザーランド・フィル、スロヴァキア・フィル、マンチェスター・カメラータ、シレジア・フィル、ソナユラン交響楽団、ボストン交響楽団室内管弦楽団、コスタ・リカ国立交響楽団、リマ・フィル、上海交響楽団、台湾国家交響楽団、中国放送交響楽団等を指揮している。日本においては、NHK交響楽団、新日本フィル、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、日本フィル、群馬交響楽団、名古屋フィル、京都市交響楽団、大阪交響楽団、九州交響楽団、札幌交響楽団などを指揮している。
幼少期を日本で過ごしヴァイオリンを風岡裕氏に学ぶ。12歳で渡欧、引き続きヴァイオリンをウィーン市立音楽院でワルター・バリリ、さらにジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイ、ヒョー・カンの各氏に学んだ後に指揮に転向。
1992年より小澤征爾、マイケル・チャーリー、小松長生の各氏に指揮法を師事、またマネス音楽院にて楽曲分析及び作曲法を学ぶ。1993年、1995年のタングルウッド音楽祭に奨学生として参加し、グスタフ・マイヤー、レナード・スラットキン、デイヴィット・ジンマン、サイモン・ラトル各氏に師事。1995年、デンマークで開催されたニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで入賞。
1996年から98年まで、ボストン交響楽団とニューヨーク・フィルの定期演奏会、及びタングルウッド音楽祭にて小澤征爾、サイモン・ラトル、ベルナルド・ハイティンク、ジェイムズ・コンロン、アンドレ・プレヴィン各氏の副指揮者を務めた。
2010年「第9回斎藤秀雄メモリアル基金賞」指揮者部門受賞。
2009年4月、大阪交響楽団(旧 大阪シンフォニカー交響楽団)首席客演指揮者に就任。
2010年12月、ドイツのマグデブルグ劇場の音楽監督に就任。
キンボー・イシイ=エトウ公式サイト

指揮者:三石精一
 三石精一は幼時よりピアノを始めピアニストを目指すが、14歳の時、右手薬指の腱鞘炎のため断念し、下総院一氏について作曲を5年間学ぶ。
 1950年、東京芸術大学受験を前にして、金子登氏に指揮者の道を勧められ、翌年東京芸術大学指揮科に最初の唯一人の学生として入学し、金子登、クルト・ヴェス、渡邉暁雄の諸氏に師事する。1955年卒業後、同大学院指揮科専攻科に進み、翌年同科修了と同時に、芸大指揮科と同大学附属高校に於いて教鞭をとる。卒業当初は主にピアニストとして、ヴァイオリンの諏訪根自子、声楽の藤原義江、大谷冽子、砂原美智子、アリゴ・ポーラ、ゲルハルト・ヒッシュ、木琴の平岡養一他の諸氏の伴奏者として多忙を極める。一方指揮者としては、1956年長門美保歌劇団公演メノッティ作曲「泥棒とオールドミス」、「電話」の指揮でデビューし、その後ABC交響楽団等を中心としたコンサート活動をする他、藤原歌劇団、谷桃子バレエ団、東京シティーバレエ団等でオペラ、バレエを数多く指揮し、1959年には藤原歌劇団の公演でブリトゥン作曲「小さな煙突掃除」、ラヴェル作曲「スペインの時」を日本初演する。1969年、読売日本交響楽団を指揮して第1回リサイタルを開き高い評価を得る。その後、日本全国のオーケストラの客演指揮を重ねる。 1973年渡欧、ヨーロッパ各地でオーケストラとオペラを研修する。1977年、文化庁在外研修員として、ウィーンフィルとミュンヘン国立歌劇場において研鑽を積み、帰国直後の1978年、読売日本交響楽団に専任指揮者として迎えられ、以後7年間同楽団の指揮をとる。その間、1981年のヨーロッパ公演では東ベルリン等で絶賛を博した。
 演奏活動の傍ら1956年より東京芸術大学指揮科、東京芸術大学附属高校、愛知県立芸術大学、国立音楽大学大学院などで教鞭をとり、東京音楽大学には1965年オーケストラの指導のため迎えられ、1976年教授に就任し、以後、指揮科主任教授として37年の間後進の指導にあたり、2002年定年退職、名誉教授となる。1997年、東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督・常任指揮者に就任、2004年社団法人青少年音楽協会会長に就任、現在に至っている。
 また、アマチュア・オケの指導にも情熱を傾け、中でも東京大学管弦楽団とは30年に及ぶ歴史があり、終身正指揮者の称号を贈られている。地方の音楽文化向上にも力を注ぎ、例えば1971年に設立された鹿児島オペラ協会において、10年以上にわたり演出の栗山昌良氏との協同作業で指導し、音楽之友社賞を受賞している。

指揮者:森口真司
 大阪府出身。京都大学文学部を経て1995年東京藝術大学指揮科大学院修了。指揮法を田中良和、遠藤雅古、フランシス・トラヴィス、若杉弘の各氏に師事する。大学院修了後すぐプラハの春国際音楽コンクール指揮部門に於いて第3位受賞(1位なし)、同時にプラハの春国際音楽祭に出演しプラハ放送交響楽団を指揮、その模様はFM東京で放送された。以降、東京フィルハーモニー交響楽団、紀尾井シンフォニエッタ、東京都交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、札幌交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、岡山フィルハーモニック管弦楽団など全国各地のオーケストラに客演する。
 また岩城宏之氏に認められ、2003年から2年間オーケストラ・アンサンブル金沢の専属指揮者を務めた。在任中は定期公演、オーストリア・ベルギー公演、七尾市定期公演、邦楽とのジョイントコンサート(石川県立音楽堂委嘱作品、多田栄一作曲「時の果てまで」初演)、テレビ金沢開局15周年記念演奏会等、数多くの重要な演奏会で成功を収め、堀米ゆず子、リディア・バイチュ(ヴァイオリン)、ルドヴィート・カンタ(チェロ)、崔岩光(ソプラノ)、森山良子、加藤登紀子、山本邦山(尺八 人間国宝)など多彩なソリストと共演した。
 オペラ指揮者としてこれまで30を超す作品を100回近く指揮し、最近では大田区民オペラ・ベッリーニ「ノルマ」(「三菱UFJ信託音楽賞」受賞)ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」、モーツァルト劇場・オッフェンバック「りんご娘」(日本初演)「シュフルーリ氏の音楽会」が各方面から絶賛されるなど充実した活動が続いている。また東京二期会を中心に若杉弘、飯守泰次郎、佐藤功太郎、クラウス・ペーター・フロール、エド・デ・ワールト、ペーター・コンヴィチュニー、宮本亜門ら著名な指揮者・演出家のもと、ヤナーチェク「イェヌーファ」ワーグナー「さまよえるオランダ人」モーツァルト「皇帝ティトゥスの慈悲」「魔笛」リヒャルト・シュトラウス「ダナエの愛」(日本初演)「ダフネ」(日本初演)チャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」など数多くの公演に合唱指揮者として参加、その手腕は極めて高く評価されている。2002年から2009年まで東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンスも務めた。
 東京藝術大学、二期会オペラ研修所講師等を経て、現在大分県立芸術文化短期大学准教授として後進の指導にもあたっている。

メゾソプラノ:手嶋 眞佐子
 福岡県北九州市出身。東京芸術大学声楽科卒業。同大学院ソロ科修了。大学卒業時に松田トシ賞受賞。
文化庁オペラ研修所第11期修了。1993年芸大卒業演奏会、読売新人演奏会に出演。
第38回西日本出身新人演奏会で、福岡音楽文化協会賞受賞。平成5年度北九州市民文化賞奨励賞受賞。
1994年プラシド・ドミンゴ世界オペラコンテスト・メゾ・ソプラノ部門優勝。
1998年秋より文化庁派遣芸術家在外研修員としてニューヨークに留学。その間、インディアナ州立大学主催“バーンスタインフェスティバル”、マリアン・アンダーソンヴォーカルアーツコンペティション(セミファイナリスト)、シカゴシンフォニーオーケストラ“ラヴィニアフェスティバル”に参加。
帰国後は2001年二期会創立50年記念公演『こうもり』オルロフスキー、2002年新国立劇場・二期会共催『忠臣蔵』大石主税、同『ナクソス島のアリアドネ』作曲家等で出演し、確かな存在感で聴衆に強い印象を与えた。また同年には読売日響創立40周年記念公演、G.アルブレヒト指揮『パルジファル』に花の乙女役で出演した。2003年大阪いずみホールに於ける『フィデリオ』〈演奏会形式〉にレオノーレ、2005年群馬交響楽団ラヴェル『スペインの時』コンセプシオンで出演、これまでにない新たな一面を披露した。
コンサートでは「マタイ受難曲」(若杉弘指揮 東京交響楽団)、ヴェルディ「レクイエム」マーラー「千人の交響曲」(ベルティーニ指揮 東京都交響楽団)、ベートーヴェン「第九」(ロリン・マゼール指揮 スーパーワールドオーケストラ)他、数々のコンサートにソリストとして出演している。
オペラレパートリーには、モーツァルト『コシ・ファン・トゥッテ』のドラベッラ、『ドン・ジョヴァンニ』のドンナ・エルヴィーラ、R・シュトラウス『アラベッラ』のアイデライデ、ワーグナ『トリスタンとイゾルデ』のブランゲーネがあり、嘗てから『カルメン』タイトル・ロールへの期待も高まり2007年、小澤征爾音楽塾コンサート『カルメン』タイトル・ロールで好評を博す。
2010年11月、日生劇場にてグルック『オルフェオとエウリディーチェ』でオルフェオを演じた。
コンサートレパートリーには、ヘンデル「メサイア」、バッハ「ロ短調ミサ」、モーツァルト「レクイエム」、デュルフレ「レクイエム」、R・シュトラウス、マーラー、ブラームスの歌曲等がある。
恵まれた美声、豊かな音楽性、存在感のある舞台姿と、全てが大器への可能性を感じさせ、今後益々の活躍が期待されている。
二期会会員

テノール:大川信之
東京芸術大学卒業及び大学院修了。二期会オペラ研修所修了。修了時に優秀賞受賞。第14回日本声楽コンクール第三位受賞。イタリア・ヴェローナに短期留学。
 芸大『メサイア』でデビュー後、バッハ『カンタータ』『クリスマス・オラトリオ』『ロ短調ミサ』ハイドン『四季』モーツァルト『レクイエム』『戴冠ミサ』ベートヴェン『第九』シューベルト『ト長調ミサ』マーラー『大地の歌』等に出演。
 オペラでは『イドメネオ』『ドン・ジョヴァンニ』『コシ・ファン・トゥッテ』『魔笛』『愛の妙薬』『ドン・パスクワーレ』『リゴレット』『椿姫』『ジャンニ・スキッキ』『ボエーム』『カルメン』『ウェルテル』『こうもり』『メリーウィドー』『天国と地獄』等に主要な役で出演。
 東京オペラプロデュースや東京室内歌劇場にて、日本では初演や演奏機会が稀な、リゲティ『グラン・マカーブル』マルシュナー『吸血鬼』ドビュッシー『ロドリーグとシメーヌ』シャルパンティエ『ルイーズ』等に出演。
 東京二期会でも2009年の佐渡裕プロデュース『カルメン』を始め、『ポッペアの戴冠』『椿姫』『魔笛』『カプリッチョ』『メリーウィドー』等に出演している。2011年は『サロメ』ナラボート役、『トゥーランドット』パン役にて出演予定。
 また自身がプロデュースするオペラも2011年公演予定の『セヴィリアの理髪師』で7作目となる。
 東京フィルハーモニー、オーケストラ・アンサンブル金沢、九州交響楽団、東京シティフィルハーモニック、千葉フィルハーモニーなどとニューイヤーコンサート等で共演している。
 現在、二期会会員。日本声楽家協会会員。桐朋学園音楽科嘱託演奏員。

指揮者:橘 直貴
 札幌市出身。1988年桐朋学園大学音楽学部にホルン専攻として入学。1992年同大学卒業後、研究科に進み、1994年より1997年まで同大学の付属機関である指揮教室に在籍する。この間、指揮を岡部守弘、紙谷一衛、黒岩英臣の各氏に、ホルンを安原正幸氏、チェンバロを鍋島元子氏(故人)に師事する。また、大学在学中より、シエナ・ウィンドオーケストラに入団、1995年4月まで同団のホルン奏者を務める。大学卒業後から現在に渡り、ウィーン国立音大助教授である湯浅勇治氏の指揮セミナーに参加、師事する。1999、2001年 ウィーン・マスタークルゼ指揮マスターコースにてサルヴァドール・マス・コンデ氏に、2000、2003、2004、2006年 イタリアのムジカ・リヴァ夏期国際アカデミー指揮マスターコースにて、イザーク・カラブチェフスキー氏に、また2001年ドイツのシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン音楽祭指揮マスターコースにてヨルマ・パヌラ氏に師事する。  2001年第47回ブザンソン国際指揮者コンクール・ファイナリストならびに会場内の聴衆による投票にて最優秀である聴衆賞受賞。同年に、オーケストラ・レジオナル・ドゥ・カンヌと、2006年のサンクト・ペテルブルグ・フィルハーモニーと共演。2007年、第2回バルトーク国際オペラ指揮者コンクール優勝。  これまでに、東京交響楽団、東京シティフィル、読売日本交響楽団、東京室内管弦楽団、札幌交響楽団、仙台フィル、広島交響楽団、関西フィル他に客演。現在、各地のオーケストラ、合唱団やオペラの指揮者として活動している。

ピアノ:IRINA MEJOUEVA

photo (C) 奥村和泰
 ロシアのゴーリキー(現ニジニー・ノヴゴロド)生まれ。5歳よりピアノを始め、モスクワのグネーシン特別音楽学校とグネーシン音楽アカデミーでウラジーミル・トロップに師事。1992年ロッテルダムで開催された第4回エドゥアルド・フリプセ国際コンクールでの優勝をきっかけに、オランダ、ドイツ、フランスなどで公演を行う。1997年からは日本を本拠地として活動を始め、東京文化会館小ホール(1997年)、紀尾井ホール(1999年&2005年)、トッパンホール(2000年)、ハクジュホール(2005年&2009年)などでリサイタルを開催。
 バロック、古典派から近・現代にいたる作品まで幅広いレパートリーを手がけるが、近年再評価の進むロシアの作曲家ニコライ・メトネルの作品紹介にも力を入れており、2001年にはメトネル没後50年を記念したシリーズ「忘れられた調べ」(東京、ムジカーサ)でその主要作品を4夜にわたって取り上げ注目を集めた。2002年、浜離宮朝日ホールでシリーズ演奏会を開催。また、スタインウェイ・ジャパン株式会社によるコンサートツアーを行う。2003年、サンクトペテルブルク放送交響楽団の日本ツアーにソリストとして登場したほか、2004年および2006年、カルテット・イタリアーノと室内楽を共演。2005/06年のシーズンにはザ・シンフォニーホール(大阪)で4回にわたるリサイタル・シリーズを開くなど、精力的な演奏活動を展開している。
 これまでにロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団、ゴーリキー・フィルハーモニー管弦楽団、ロシア・シンフォニーオーケストラ、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、大阪センチュリー交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、テレマン室内管弦楽団、山形交響楽団などと共演。
 CD録音にも積極的で、デンオン(コロムビア)、音楽之友社、アウローラ・クラシカル、若林工房などから多数のアルバムをリリースしている。  2006年度青山音楽賞受賞。

指揮者:松尾葉子
 セントラル愛知交響楽団 首席客演指揮者(2004年4月〜 )
セントラル愛知交響楽団 常任指揮者  (1999年〜2004年3月)
東京芸術大学音楽学部指揮科 招聘教授 (2008年)
1982年フランスのブザンソン国際指揮者コンクールで女性として史上初めて、また日本人としては小澤征爾についで二人目の優勝という壮挙により、一躍注目を集めた松尾葉子は、名古屋市生まれ。1975年お茶の水女子大学教育学部音楽科を卒業後、東京芸術大学指揮科に入学、同大学大学院に進み群馬交響楽団の学生のためのコンサートの指揮者を務める。1981年、国際ロータリー財団の奨学生としてフランスに留学、パリ・エコールノルマル音楽院指揮科でピエール・デルヴォー氏に師事。1982年にブザンソン指揮者コンクールで見事に優勝を飾り大きな話題をさらった。帰国後、名古屋フィルを指揮して名古屋デビュー。この年、東海テレビ賞受賞。1983年、『若い芽のコンサート』でNHK交響楽団を指揮、絶賛を博した。以後、東京交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルほか、国内の主要オーケストラを次々に指揮して高い評価を得る。この年、エイボン女性芸術賞受賞。 1984年、レディース・オーケストラ・ジャパン、二期会公演の『メリー・ウィドゥ』を指揮してオペラデビュー。メラニー・ホリデーとも共演。 今までに『こうもり』『カルメン』、ヴェルディの『椿姫』『イル・トロヴァトーレ』『仮面舞踏会』『ドン・カルロ』『アイーダ』『マクベス』、モーツァルトの『魔笛』『コシ・ファン・トゥッテ』『ドン・ジョヴァンニ』、プーランク『ティレジアスの乳房』『人間の声』、トーマの『ハムレット』日本初演なども手掛ける。労働省婦人週間のポスターになる。TOYP世界大賞受賞。1993年、芦屋交響楽団とヨーロッパツアー(ウィーン・ベルリンほか) 名古屋しらかわホール、扶桑文化会館(愛知県)、浜離宮朝日ホール、あいち女性総合センターなどのオープニングコンサートに出演。練馬区一日区長を務める。
 1999年にセントラル愛知交響楽団の常任指揮者に就任。次々に新しい企画を成功させ、注目される。2000年名古屋能楽堂での『ドン・ジョヴァンニ』は茂山千之丞の演出により話題をよぶ。この企画が注目され、都市文化奨励賞を受賞。常任指揮者の任期中に次々と新しい企画を試みる。プーランクの「ティレジアスの乳房」をコンサートホールオペラとして上演。ストラヴィンスキーの「兵士の物語」の台本を書き換えて「マスク」として上演。 2001年、ニューヨーク・カーネギーホールにてベートーヴェンの第9を指揮。 2003年『異説カルメン情話』(浄瑠璃を取り入れたオペラの演奏)、2004年にはセントラル愛知交響楽団の東京公演を行い、この『異説カルメン情話』が絶賛される。指揮者・プロデューサーとしても大活躍する。
 名古屋に女声合唱団マドンナ「かきつばた」を創りディレクターとして編曲などを手がける。2004年、文化庁海外特別派遣としてフランスのパリ管弦楽団で研修する。帰国後2005年、中部国際空港開港式典の指揮。愛知万博ジャパンデー開幕式典の指揮。愛知県ウィークとして『異説カルメン情話』を万博ドームで上演して絶賛を博す。東京芸大の後輩たちと「アンサンブル・フォルテ」を立ち上げ活動を続けている。2005年秋より、すみだトリフォニーホール・ジュニアオーケストラの音楽監督。著書「指揮者にミューズが微笑んだ」 (論創社)2003年新装改訂。著書「指揮者、この瞬間(とき)」(樹立社)2008年。中日新聞・東京新聞コラム執筆。2006年中日新聞「エンタ目」執筆。指揮者松尾葉子の編曲・女声合唱のための「6つのエスプリ」出版(オフィス・リラン)1992年より毎年、水彩画を大潮会展に出品。1982年より東京芸術大学指揮科講師。海外での活躍は1982年以来、ブザンソン交響楽団、パリ・ラムルー管弦楽団、ベルギー・ブリュッセルの放送オーケストラのコンサート、録音をてがける。

指揮者:田部井剛
早稲田大学商学部卒業。東京音楽大学指揮科研究生修了、東京芸術大学指揮科卒業。
 これまでに指揮法を遠藤雅古、神宮章、武藤英明、佐藤功太郎、ジェームズ・ロックハート、広上淳一、三石精一の各氏に、ピアノを岩津章子、秦はるひ、藤田雅の諸氏に師事。
 沖縄国際音楽祭出演。東京芸大在学中にはレハールのオペレッタ「メリーウィドウ」を全曲指揮。
 1999年には日本フィルハーモニー交響楽団にて巨匠エリック・ハイドシェック氏とマルセル・デラノワ作曲「5月の協奏曲」を協演・指揮(日本初演)。 ソリストであるハイドシェック氏は、田部井の読譜能力の高さ、また叙情的でリズムに溢れた演奏に対し、「ヤング・トスカニーニ」と讃えた。
 2002年には「モーツァルト名曲コンサート」にて再びハイドシェック氏と共演、新日本フィルハーモニー交響楽団を指揮。青柳いづみこ著「ピアニストが みたピアニスト」<Pianistes vus par pianiste>(白水社刊)では、そこでの協奏曲における絶妙な指揮ぶりについて著述されている。
 最近では室内合奏団「カメラータ・ジオン」(Camerata Jion)を結成し、ヴァイオリニスト川畠成道、チェリスト青木十良の諸氏と共演するなど積極的な活動をしている。2005年にはハイドシェック夫妻との国内ツアーを成功させ話題を呼んだ。そのライヴ録音が仏アンテグラル社(Integral Classics France)よりリリースされている。また、カテリーナショット、宗次郎などジャンルを問わず内外の様々なアーティストと共演し、 高い信頼が寄せられている。
 オペラの分野においては、團伊玖磨『ちゃんちき』、モーツァルト『フィガロの結婚』など指揮し、高い評価を得た。
 このほか群馬交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉、東京佼成ウィ ンドオーケストラ等を指揮。一昨年はチェコの名門、ターリヒ室内管を指揮し、モーツァルトの交響曲をレコーディング、そのCDがキングインターナショナ ルよりリリースされている。
 またピアニストとしても非凡な能力を発揮し、ウィーンフィル主席チェロ奏者フリッツ・ドレシャル(Fritz  Dolezal)、上村昇、寺谷千枝子、平松英子諸氏と共演している。
<田部井剛のCD>
* モーツァルト  ピアノ協奏曲第17番K.453 他、
   ピアノ:エリック・ハイドシェック、演奏:カメラータジオン 、 指揮: 田部井剛
  Integral Classics France INT 221.156 ,輸入販売元 キングインターナショナル
     (KDC5023)
* モーツァルト  交響曲第40番K.550、交響曲第41番”ジュピター”K.551
演奏:ターリヒ室内管弦楽団、指揮:田部井剛
STUDIOFLOLA B-2704 , 販売代理店 キングインターナショナル
ホルン奏者:Frank Lloyd
1952年コーンウオール(イギリス)生まれ。アイファー・ジェームスに師事。ソロ奏者として世界中で演奏。更に日本、アメリカ、ヨーロッパにおいて開催された国際ホルン協会ワークショップに度々特別招聘アーティストとして出演している。ヨーロッパで広範にマスタークラスを開催し、ソリストとして、またジャーマン・ブラスやアンサンブル・ヴィラ・ムジカの一員として演奏。所属団体としては、ロイヤル・スコティッシュ・オーケストラ、ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ、イングリッシュ・チェンバー・オーケストラ、ナッシュ・アンサンブル・チャンバー・グループ等を歴任している。
シャンドス、コリンズ・クラシックス、マーリン・レーベルに、R.シュトラウスの一番コンチェルトやモーツァルトの全コンチェルト、ブリテンのセレナーデその他のソロ・室内樂作品の録音がある。ロンドンのギルド・ホール・スクールやトリニティー・スクール・オブ・ミュージックで教えた後、1998年からは、高名なヘルマン・バウマン氏の後任として、エッセン(ドイツ)のFolkwang― Hochschuleでホルン科の教授の地位にある。音楽分野での功績が認められて、先ごろロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックの会員(FRAM)に迎えられた。現在国際ホルン協会(IHS)の会長を務めている。一昨年の来日公演で、超絶技巧に支えられた格調高い演奏を聴かせ、深い感銘を残した。

写真(左):2007年1月14日 第37回定期演奏会 すみだトリフォニーホールにて


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